MASCHINE MIKRO クイックスタートガイド3【メロディーとコード】

2024.05.31

メロディーを作る

MASCHINEはドラムやパーカッションだけに特化しているわけではなく、パッドもリズム専用ということはありません。このセクションでは、Keyboard Modeでインストゥルメントを追加し、メロディーを作る方法をご紹介します。

新しいGroupを作る

GROUPを押しながら、点灯している白いパッドを押して新しいGroupを作成しましょう。このGroupは自動的に選択された状態になり、左下の1番スロットから、16のSoundスロットが利用可能となります。

インストゥルメントを選ぶ

インストゥルメントをロードするには、ブラウザーの上部に位置するInstruments(Keyboardアイコン)をクリックしてください。利用可能なインストゥルメント・プリセットが確認できます。リストの範囲を縮めるには、 TYPESとMODESを選択してください。またダブルクリックすれば、プリセットを簡単にロードできます。

Keyboard Modeに変更する

Keyboard Modeでは、選択したスケールの16の音程がパッドにアサインされます。Keyboard Modeに切り替えるには、KEYBOARDボタンを押してください。これでパッドをキーボードのように演奏できます。

スケールを選択する

Keyboard Modeでスケールを設定するには、右矢印ボタンを押し、エンコーダーを回して、スケールバンクを選択します。次にまた右矢印ボタンを押し、エンコーダーを回して、スケールの種類を選択してください。選択したスケールのルートノートがハイライト表示されます。

これでメロディーを演奏して録音する準備が整いました。次は、簡単にコードを追加する方法をご紹介します。

コードを使う

コードは、どんなトラックにでも深みやテクスチャーを加えることができ、MASCHINEでは、それらのコードを簡単に見つけることできます。また1つのパッドでコードを演奏することも可能で、搭載されたアルペジエーターを使えば、様々な組み合わせのノートをリズミカルなシーケンスに変化させ、メロディーラインの作成に最適です。

コードを演奏する

まずCHORDSボタンを押してください。これで各パッドは1つのノートの代わりに、コードを構成している全てのノートをトリガーします。各コードのノートは、Keyboard modeで選択したスケール内に留まります。但しChord modeはパッドやキーボードなどのポリフォニック・インストゥルメントのみに対応なので、ご注意ください。

アルペジエーターを使う

Keyboard ModeやChords Modeで、SHIFT + NOTE REPEAT (Arp)を押すとアルペジエーターが起動します。アルペジエーターのスピードを変更する場合は、エンコーダーを回してください。矢印ボタンで異なるオプションを試してみましょう。

ここまでは、Soundのプリセットのみを使って解説しました。

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