MASCHINE MIKROをはじめよう
MASCHINE MIKROで音楽を制作するための基本的なワークフローをご案内します。すでに使用経験がある場合は、先に進んでください。初心者の方には、このガイドを熟読されることをお薦めします。
最初の準備 – SETUP CHECKLIST
始める前に、全てセットアップが整い、使用準備が整っているか確認してください。
Native Accessを使ってMASCHINEソフトウェアとライブラリをコンピューターにダウンロード、インストールしてください。Native Accessをインストールしていない場合は、 こちら からどうぞ。
MASCHINE MIKROコントローラーを、付属のUSBケーブルでコンピューターに確実に接続してください。
MASCHINEソフトウェアを起動してください。初回起動時は、ライブラリのセットアップに多少時間がかかります。 MASCHINEが起動しない場合は、 サポートセクションをご確認ください。
Maschineの基本を理解しよう
MASCHINEプロジェクトの基本的な構成要素は Soundです。 これは、キック、スネア、シンセといった1つのインストゥルメント、またサンプルやオーディオループなどが該当します。16個のSoundのセットは Group と呼ばれ、その代表的な例はドラムキットです。Group内にある16個の各Soundは、パッドを用いてトリガーしたり、Patternからシーケンスできます。各Group用に、録音または打ち込まれたノートはPatternに保存されます。これらがMASCHINEプロジェクトを構成するブロックとなります。
ソフトウェアとコントローラーの連携
Maschine Mikroコントローラー上で確認できるものは、全てMASCHINEソフトウェアに反映されています。16個のパッドは、現在のGroupのSoundを意味し、パッド1は左下の角にあります。ソフトウェアでは同じSoundがシーケンサーの隣にある縦のリストに表示され、 パッドを叩くと、それに対応するSoundが選択されます。
Soundをロードしていないと、何も発音しません。
次は、ドラムキットのロード方法を解説します。
ビートメイクをはじめよう
まずは、MASCHINEのドラムキットでプレイしてみましょう。パッドを叩き、MIKROがどのように動作するか、感触をつかんでください。それではキットをロードしみましょう。
キットのロード(読み込み)
ドラムキットをソフトウェアからロードするには、ブラウザーからGroupアイコンをクリックし、Kitsフィルターを選択します。表示されたリストから、ロードしたいキットをダブルクリックしてください。
キットがロードされたら、任意のパッドを叩くと発音します。もし何も発音されない場合はサポートセクションをご参照ください。
レコーディングの準備
Patternをライブ録音する場合は、PAD MODEを押し、Pad Modeになっていることを確認してください。コントローラー上のボタンが薄く、または完全に点灯しているはずです。
テンポ設定
テンポを調節するには TEMPOを押して、エンコーダーを回してください。
PATTERNの長さを変更
PATTERNを押して、パッドを用いて任意のPatternを選択してください。エンコーダーを回して、Patternの長さを簡単に調節できます。
メトロノーム設定
SHIFT + TAP (Metro)を押して、メトロノームをオンにすることができます。
PATTERNのレコーディング
録音の準備ができたらPAD MODE、RECそしてPLAYを順番に押して、リズムをパッドで演奏してください。ループの始まりから録音を始めるには、SHIFT + RECを押してカウントインをオンにしてください。Patternが終わりに達すると、ループして録音が継続されます。録音を停止するにはSTOPを押してください。
Undo
録音中にミスをしてしまい、その直前の状態に戻りたい場合は、SHIFT + パッド1 (Undo)を押してください。
Patternをクリア
やり直す場合は、SHIFT + パッド9 (Clear)を押してPattern自体を消去してください。
Patternをクオンタイズ
ドラムのリズムがずれている場合、Patternをクオンタイズして揃えることができます。SHIFT + パッド5 (Quantize)を押して、この作業を行います。
NOTE REPEATを使う
Note Repeatを使うと瞬時にリズムやドラムロールを作れます。NOTE REPEATを押しながら、任意のパッドを押し続けサウンドをトリガーしてください。
基本操作の解説は以上です。