Maschine 3.2.0 では、制作の効率を高めるための重要な機能が追加されました。
3.2.0 の新機能
- Piano Roll Lightguides
- アクティブなPlay Assistスケールの表示
- ピアノロールでのノート情報ホバー表示
- Audioプラグイン:パターンごとのテイク割り当て
- MP3エクスポート対応
Piano Roll Lightguides
Kontrol Sシリーズキーボードで見られるライトガイドとキースイッチの情報が、Maschineソフトウェアのピアノロールにも表示されるようになりました。
- キースイッチゾーンが明確に表示され、ソフトとハード両方でフィードバック
- アーティキュレーションやレイヤード楽器の打ち込みがより直感的に
Play Assistスケールの可視化
アクティブなスケールがピアノロール上に表示されることで、キーを外さずに編集・作曲がしやすくなります。
- スケールはソフトとハード両方のピアノロールに反映
- PadコントローラーやNIキーボード(スケールエンジン有効時)に対応
- Note: 現時点では、ピアノロール上から直接スケールを設定・変更することはできません。
ピアノロールでのノート情報のホバー表示
ノートにカーソルを重ねると、以下のような情報が表示されるようになりました:
- 通常ノート:ノート名(例:C3)
- キースイッチ:対応するラベル
これにより、複雑なアレンジの管理が容易になります。
オーディオプラグイン:パターン単位のテイク割り当て
Audioプラグインにおいて、パターンごとに異なるテイクを割り当てることが可能になりました(従来は全パターンに同じテイクが適用されていた)。
- 録音パネル(デスクトップ)またはサンプリングページ(ハード)から変更したテイクは、現在のパターンにのみ適用
- 他のパターンには影響なし
- 「ソースの長さ」「テンポ」は常に現在のテイクに基づいて表示
- この変更により、Bounce-in-Place ワークフローで自然に生じる複数テイクをスムーズに扱えます。
MP3エクスポート
デスクトップソフトと今後のMaschine+アップデートで、直接MP3形式で書き出せるようになりました。
- メニュー:[File] > [Export Audio…] にMP3が追加
- 対応ビットレート:96, 128, 192, 320 kbps
- Note: プラグインモードでは利用不可。スタンドアロン時のみ対応。
バグフィックス
- Windowsでピン留めされたフローティングウィンドウが常に最前面に
- Windowsでスケール100%超の場合に全画面表示が機能しない不具合を修正
- プラグイン読み込み後のUndoが空ウィンドウを出す不具合を修正
- 一部プラグインが起動時にスキャンでMaschineの起動を妨げていた問題
- クリップエディタでのノート入力後、オーディオプレビューが止まらないバグ
- Maschine MK3のAudioプラグインにおいて、Stemsオプションが表示されない問題
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