Native Instruments製品を買ったら最初にすること

2023.09.22

このブログ記事では製品を使うために必要な手順について解説します。

この度はNative Instruments製品(以降、NI製品)をご購入頂き、誠にありがとうございます。このブログ記事では、NI製品をご利用頂くために必要な設定の手順について解説いたします。

NI製品を使うためには以下の流れで設定を行う必要があります。

  1. NI製品管理アプリ、Native Accessを入手してインストールする
  2. Native IDを作成する(※お持ちでない場合のみ)
  3. Native Accessからご購入製品の登録をする
  4. Native Accessからご購入製品のインストールをする

1. Native Accessの入手とインストール

まずは、Native Accessのインストーラーを入手します。インストーラー入手したら、次にインストールを行います。

Windowsの場合

macOSの場合

プロセッサの種類は、画面左上のアップルメニュー()から”このMacについて”を選択すると、チップの項目で確認がいただけます。

  • Mac INTEL版:Intel Core iシリーズのプロセッサを搭載したMacをお使いの方
  • Mac M1/M2版:M1、M2等Apple Siliconプロセッサを搭載したMacをお使いの方

2. Native IDを作成する (※お持ちでない場合のみ)

インストールしたNative Accessを起動します。アカウントをお持ちの方はEmailとPasswordを入力してログインを行なってください。アカウントをお持ちでない場合は、Sign up now リンクをクリックします。

Sign up nowをクリックすると、以下のように、Create a new Native IDというウィンドウが開きます。以下画像で示した赤枠内の情報:

  • First name: (名)
  • Last name: (姓)
  • Email address: (メールアドレス)
  • Password: (パスワード/8文字以上)

ご注意:入力内容はお間違えのないようにご注意ください。特に間違ったメールアドレスで登録してしまうとアクセスできなくなることがあります。

を全て入力し、

に同意して頂ければ、赤枠で示したチェックボックスにチェックを入れ、Createボタンを押します。

Createボタンを押すとNative Accessが起動します。

3. Native Accessからご購入製品の登録をする

Native Accessの左下にAdd Serialというメニューがあるので、そこをクリックします。

Add Serialをクリックすると、以下の画面が立ち上がります。

上記画像の白枠のところに製品に同梱されているシリアルナンバーを入力し、右下のAdd Serialボタンをクリックすれば製品登録は完了です。ダウンロード製品の場合は、納品メールにシリアルナンバーが記載されていますので、同様に入力して。

4. Native Accessからご購入製品のインストールをする

  • Applications:Kontakt、Battery、Guitar Rigなど各メインアプリの表示。
  • Instruments:音源の表示。下段はジャンル絞り込み表示も行えます。
  • Effects:エフェクトの表示。下段はジャンル絞り込み表示も行えます。
  • Kontakt:Kontakt用音源の表示。下段はジャンル絞り込み表示も行えます。
  • Reaktor:Reaktor用音源の表示。下段はジャンル絞り込み表示も行えます。
  • Vendors:サードパーティー製品(Cinesamples、SampleModeling社など、NI製以外の対応音源の表示)

重要:お使いのパソコンの内蔵ドライブの容量が足りない場合など、音源のライブラリファイルを外付けのドライブ(SSDなど)などにインストールすることができます。インストールを行う前に、インストール先の設定を行う必要がありますので、手順については以下をご覧ください。

インストール先の指定

Native Access画面左下のPreferencesをクリックします。

次にFile Managementをクリックします。

画像はWindows版の画面となります。

Content LocationBrowseをクリックして、 ライブラリファイルのインストール先を変更します。

デフォルトでの場所は以下となっています。

  1. macOS: Macintosh HD > ユーザ > 共有
  2. Windows: C: > ユーザー > パブリック > パブリックのドキュメント

KONTAKTライブラリ、REAKTORインストゥルメント、Expansionsなどのライブラリファイルのインストール先を指定します。できる限り高速なドライブ、接続方式をお勧めします。(高速なSSD、USB3以上、Thunderbolt 3以上の接続など。)

インストール場所を指定する際、後々管理がしやすいように「NI Contents」などのようなフォルダを作成することをお勧めします。(ドライブ名、途中のパス、フォルダ名は必ず半角英数字を使用してください。)

ご注意:フォルダ名やフォルダの位置を変更するとライブラリファイルが読めなくなりますので、特に理由がない場合は変更しないようにお気を付けください。

インストールが無事完了しましたら、表示がInstalledに変わります。以上で製品を使うための設定は完了です。

エラーが発生したり、何か不明な点がありましたらサポートページにアクセスして問題を解決してみましょう。

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